2005年8月16日
塩素剤注入装置(次亜塩素酸ナトリウム)定量ポンプのガス抜きの方法
タクミナ製のエアー抜き装置が付いた塩素剤注入装置をお使いのお客様より「塩素が注入されない」というお電話をいただきます。これは、次亜塩素酸ナトリウムが分解して酸素ガスが発生し、これが管にたまって液が送られなくなるものです。気温が高い夏季に多く発生します。この酸素ガスを取り除くには以下の方法で「ガス抜き」を行ってください。
1.塩素剤注入装置のダイヤルの目盛りを上げる。
2.塩素剤注入装置を手動にて運転し、次亜塩素酸ナトリウム液を注入させる。
3.エアー抜きプラグを開ける。
4.エアー抜きのホースより詰まっていた酸素ガスが排出され、続いて次亜塩素酸ナトリウム液が流れ始めるのを確認する。
5.エアー抜きプラグを閉める。
6.流れ表示機内の浮き玉が上下するのを確認する。
7.ダイヤルを元の目盛りに戻す。
8.手動で注入させていたものを、通常の注入方法に戻す。