2005年4月18日
4月13日に今年3回目の三協みずすましセミナーを開催しました
4月、5月のセミナーは、6月13日(月)に開催する「ドイツにおけるプールの水質基準と施設基準」(ご興味のある方は、電話052-917-0729 みずすましセミナー実行委員会までお問合せください。)の事前勉強の内容となっています。おいでいただいたお客様より以下の質問がありました。
質問:ドイツの基準に比べて日本の基準は甘い様に思われるが、安全面では日本の基準で管理しても大丈夫か?
回答:もちろん日本の基準によって安全は保たれます。ドイツの基準ではより一層安全面の配慮がされているということです。具体例を挙げると、ドイツでは遊離残留塩素濃度の基準値が低い範囲(0.3〜0.6mg/l)で設定されていますが、その低い値でも消毒効果が発揮できるようにpHの基準範囲も厳しくなっています。これは塩素などの化学薬品は出来るだけ使用しないという安全への志向に基づきます。