2022年3月7日
レジオネラ属菌対策 高濃度塩素洗浄のお薦め ~はじめに~
新型コロナは新たな株を次々繰り出して人間世界に居座るようにも見えますが、レジオネラ属菌もそれ以上長期間に渡って根絶されません。
もっともレジオネラ属菌は土壌中に常在する菌なので、根絶と言う訳にはいきません。
レジオネラ属菌は場合によっては、レジオネラ肺炎を引き起こし、最悪、感染者が死亡するケースもある等、注意を必要とする菌になります。
プールや浴場において注意しないといけないことは、衛生(塩素)管理が不十分で出来る生物膜中に、この菌が繁殖することがあるということです。
要は人間の管理不足で浴場やプールでこのレジオネラ属菌が繁殖し、感染を引き起こし、最悪な事態を引き起こすことがあり得るのです。
上記のような事情から、弊社ではかねてから日常の塩素管理に加えて、毎週換水時に塩素の高濃度洗浄をお薦めしており、このHPニュースでも過去に何度も似たような話をしてきたかと思います。
しかし、今回は今までとは一線を画し、【未だ実施をしていない施設様向けに、初めて行う高濃度洗浄】といったことを念頭にいれ、非常に細かくどのように実施していくかを、今後、全5回にわけて説明していきたいと思います。
約1ヶ月を超える期間をかけた説明にはなってしまいますが、塩素濃度が上手く出ない場合はどうするか??など、なるべく実態に即した説明が出来ればと思います。
次週より「実践編」と題して説明していきます!!よろしくお願い致します。