2022年2月14日
遊離残留塩素濃度が高すぎる場合、DPD試薬が発色しないことがあります。
DPD試薬の発色不良で良く耳にするトラブルです。
浴槽やプールに十分な量の塩素剤を投入・注入しているのにも関わらず、DPD試薬で遊離残留塩素濃度(塩素濃度)を測定すると、発色しないのです。
この原因はズバリ、高すぎる塩素濃度になります。塩素濃度が高すぎることによって、DPD試薬の発色を脱色してしまうのです。
この場合、最初から発色しないのではなくて、DPD試薬を入れると赤いもやもやが発生するが、すぐに透明になってしまうということが多いですので、このような現象が見られたら、塩素濃度が非常に高くなっている可能性が高いです。