2024年12月2日
プールは透明なのが当たり前!
夏の水泳授業中の中学校の先生から「プールが濁っているから見てくれ。」と電話があり、さっそく伺って、プール水を見ると、かなり濁りが目立って見えました(白濁しているように見えた)。客観的な評価のために簡易式の濁度測定器で測定すると1.0度でした。基準値(2度以下)は下回っていますが、濁度1.0度は正直、高いです。
このため、ろ過装置が正常に機能しているか調査することになり、調査結果として濁りの原因はろ過助剤の注入不良と分かりました。先生には原因と対策とをお話しし「すぐには透明になりませんが、明日の朝には25m先がくっきり見えます」と現場を後にしました。
先生の目と判断は正しかったですね。でも濁ったプールをおかしいとも思わない管理者も少なくありません。朝一番に反対側の壁が見えないプール水は問題があります。ろ過装置メーカーに相談してみてください。