2023年1月16日水質コントローラーがおかしい。浴槽で残留塩素濃度が出ていない。このようなトラブル電話をいただくことが度々あります。
先日も同様の内容の対応を致しました。
水質コントローラーは遊離残留塩素濃度を常に測定し、不足があれば塩素剤注入ポンプを動作させて、塩素剤を注入しますので、浴槽の残留塩素濃度がない場合は割と
水質コントローラーの異常と決めつけられがちです。
しかし、浴槽の残留塩素濃度がないという場合はその決めつけは早計です。
例えば、薬液タンクの中に塩素剤がない(補充されていない)とか、薬注ポンプが空転していて塩素剤を注入できていないとか、薬注ポンプの電源が入っていない(制御盤スイッチでOFFにしてある)とか、循環ろ過をする時間帯でなく注入していないなど。
この異常の場合は、比較的、割と単純な原因で塩素剤が注入されていないだけのことが多いです。
実際に先日の電話の際も、薬液タンクに塩素剤がありませんでした。
ですので、浴槽及びプールの残留塩素濃度がないという場合には一度、基本的な項目をご確認ください。