2007年3月26日
1週間に一度行う浴場の配管洗浄の遊離残留塩素濃度は?
先日ある施設にお邪魔した際に、保健所の方もおみえになりました。施設の方へ1週間に一度行う配管洗浄の指導をしておられました。「遊離残留塩素濃度は10〜50mg/Lとも言われていますが、やはり配管等の腐食の恐れがありますので、5〜10mg/Lの濃度で循環し、換水前に行うと良いでしょう。また、5〜10mg/Lの濃度の場合、排水は下水に直接流すのであれば中和しなくても大丈夫です」というお話をされていました。
弊社でも、日常の塩素管理をしっかりと(0.4mg/L以上で管理することをお勧めします)していただき、その上で1週間に一度の配管洗浄をすることをお薦めしてまいりました。注意点として、投入した塩素がすぐに消費される場合には、ろ過タンクや配管内に生物膜が発生している危険があるので、再度塩素剤を投入して、ろ過装置・配管の汚れを取り除くようにしてください。
なお、投入量(塩素剤の使用量)が分からないとおっしゃる方は、浴槽容量を調べた上でお問合せください。無料にてお答えいたします。