2007年3月5日
浴槽設備をお持ちの客様から、「毎週の循環配管消毒はどのようにすれば良いの?」と、お問合せをいただきました。
1.入浴時間が終了し、入浴者がいないことを確認する。
2.循環ろ過運転を行いながら、次亜塩素酸ナトリウム液を必要量投入して遊離残留塩素濃度が10mg/Lとする。注1,2
3.1時間循環ろ過運転を行なった後、中和剤を投入して残留塩素濃度を充分低下させてから排水する。
注1:次亜塩素酸ナトリウム液の算出法:1m3の水の残留塩素濃度を1mg/L上昇させるには、12%次亜塩素酸ナトリウム液が7mL必要である。
注2:遊離残留塩素濃度は調整出来る。腐食が懸念される場合はより低くし、逆に遊離残留塩素濃度が、急激に低下して検出されなくなる場合は増量する必要がある。
注3:レジオネラ属菌の定期検査を行い、行なっている衛生管理が適正であることを確認する。