2006年4月17日
結合塩素濃度を測定しましょう!
プールで塩素臭や目の痛みを感じたことはありませんか?
実は、プール水がきれいな場合、0.4〜1.0mg/L程度の遊離残留塩素濃度では、塩素臭や目の痛みはほとんど感じられません。しかし、水中に汚れ(有機物)があると、その有機物と遊離残留塩素が反応して結合塩素が生成します。この“結合塩素”こそ、塩素臭や目の痛みの原因物質なのです。
よって、遊離残留塩素濃度が0.4〜1.0mg/L程度であるにも関わらず、塩素臭がきついと感じられるプールは、結合塩素が多い=有機物が多いということが考えられます。
塩素臭がきついかな?と感じたら、まずは結合塩素を測定してみましょう。濃度が高い(0.4mg/L以上:当社推奨値)ようであれば、補給水量を増やす、遊泳者のシャワーリングを徹底するなどの対策をとってください。
衛生的で快適なプールを維持するために、日頃から遊離残留塩素濃度と共に結合塩素濃度を測定することをお薦めします!