2006年2月6日
腰洗い槽の管理
お客様より「腰洗い槽の塩素をどのように管理すればよいでしょうか?」とご質問がありました。
回答:腰洗い槽を使用する場合は残留塩素濃度は50〜100mg/Lで管理します。
ただし、「遊泳用プールの衛生基準」(平成13年7月24日)において、“洗浄設備としての足洗い場及び腰洗い槽の項目は削除されることとなった。”となっています。更に“これは高い塩素濃度により肌への刺激等を訴える利用者もおり、プール水の浄化設備が向上し、適切なシャワー洗浄により対応できることから削除するものである”と説明されています。(“”内は引用。出典:水泳プール管理マニュアル、社団法人日本プールアメニティ施設協会)
つまり、シャワー設備があり遊泳前にこれで充分洗浄できる場合は腰洗い槽を使用する必要はないということですね。