2021年1月25日“アルカリ泉なので一日一回は遊離残留塩素濃度を1mg/L以上にしてください“これは保健所員さんから浴場管理者への指導内容の一つです。公的基準では“通常0.4mg/L程度を保ち・・・”となっていますから、その2.5倍以上にしろということです。なぜアルカリ性だと遊離残留塩素濃度を高くしないといけないのか?これには訳があります。塩素の消毒力はアルカリ性では中性に比べて低下するためです。例えば、中性(pH7.0)からアルカリ性(pH8.0)になると消毒力が3分の1近くに低下します。ですから、アルカリ泉でない浴場、プールでは水質を中性に保って、遊離残留塩素濃度の消毒力が低下しない様にします。前回同様、
水質コントローラーで、中性に保つことで、最小限の遊離残留塩素濃度とすることが可能となります。