2021年4月26日
遊離残留塩素濃度測定器の発色時間は?
ご質問を戴きました。「DPD式残留塩素測定器の発色時間につき他社は5秒などと書いてあるが三協は1分以内となっている。なぜか?」お答え「当社測定器は上水試験方法に準拠して製作しております。その発色時間は“1分以内”となっておりこれを記載しているものです。その趣旨は、結合塩素が存在するとその影響を受けて増色し、測定値が高くなるため、それに対する注意を促すためです。補給水量の少ないプール浴場では結合塩素の元になるアンモニア、尿素などが増えるので結合塩素が増えこの影響を受けやすくなります。1分以内に色が濃くなる場合は。補給水を増やして、差が少なくなるようにするのが良いでしょう。」