2017年2月13日
プール水はpH調整をしましょう。
「一般細菌が検出された。遊離残留塩素濃度は0.4mg/L以上であるのになぜか?」とご相談を受けました。お客様のプールでは補給水に井戸水を使用しており、そのせいで、pHが8.0を越える高さです。中和をお薦めし、付属の水質コントローラーの機能を使用し、目標pH値を7.5として自動コントロールを開始しました。その結果ORP酸化還元電位値が750mVを越え消毒力の上昇が認められました。複数回一般細菌を検査しましたが、いずれも検出されず、ほっとしました。次亜塩素酸はpHが高くなるにつれて、同じ有効塩素と雖も、消毒力の低い次亜塩素酸イオンとなってしまうのです。pHは中性付近に保ちましょう。