2020年11月30日
PAC配管閉塞にパックリーン
本ホームページニュースをご覧いただいてお問い合わせを戴くことがこのところ重なりました。改めてお困りの方が多いと感じます。「8割9割閉塞しているがパックリーンで解消するか?」といった、切羽詰まった、あるいは、「配管交換やむなし!」といった状況でのお問い合わせが多い様です。当然ですね。パックリーンがPACの沈殿を溶かすという理屈から言えば、通液がされる状態ですと沈殿が厚くても溶解が可能で効果を発揮しますが、閉塞区間が長く通液ゼロでは、閉塞の原因となっている沈殿とパックリーンとが接触しないため効果は発揮されません。実際にはこの通液ゼロかどうかの判断も難しく、トライアンドエラーの許されない場合は「配管交換」ということになると思います。喉元過ぎればとされずに、閉塞に至る前でのパックリーンの使用をお薦めします。