2020年10月5日遊泳者1人当たり30リットル以上の新鮮水を補給しましょう最近、
公益社団法人 日本プールアメニティ協会が発行したパンフレット”きれいで安全なプール水を提供するためには?“に、この一文がありました。プール補給水量については時々相談を受けますが、わが国には“こうすれば良い”という基準となる値を明示したものが少なく、“1日当たりプール保有水量の10~20%の新鮮水を補給する(愛知県プール管理の手引き)”をご紹介することもありますが、これは遊泳者数が少ない場合には水がもったいないことになります。その意味では“1人当たり30リットル”には合理性を感じます。プールの水質保持に熱心なあるお客様に教えて戴いたその施設の補給水量は、この30リットル/人にほぼ相当していました。この様に管理することで、遊泳者の多い時の水質の維持はもとより、遊泳者数の少ない時の補給水節約にもつながるのではないでしょうか。