2020年4月20日
プール、浴場施設の長期休止時のろ過装置の運転はどうするのがよいか?
コロナウイルスにより休業される施設様からのお問い合わせです。遊泳プールではプール水槽の水は抜かずに、そのままにろ過装置を間欠的に(例えば昼間だけ)運転します。遊離残留塩素濃度を保った水をプール、ろ過装置隅々まで行き渡らせてバクテリアの繁殖を防ぎます。容積の少ない浴槽では、ろ過装置の運転を停止し、水を抜いてしまいます。運転再開時には、浴槽に水を張り、遊離残留塩素濃度濃度を高くして、循環系統全体を良く消毒する様に運転します。ろ過装置の逆洗をしっかり行ってください。遊離残留塩素濃度など水質の良好であることを確認して営業を再開するのが良いでしょう。