2012年10月22日
塩素剤を希釈しての使用における注意点
浴槽の遊離残留塩素濃度管理が上手く行かないという原因の一つに、塩素剤濃度のばらつきがあります。液体塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム液)を希釈して使用しておられる施設様では、次の点に注意してください。ア.希釈率を一定にする。イ.古くなった塩素剤は使用しない。
ア. は、塩素剤は決まった計量器(カップ)を使用する。タンクの目盛を確認する。などして希釈率にばらつきが出ないようにします。イ.は、塩素剤の濃度は日を追って低下するためです。特に夏季の高温となる機械室や直射日照下では急激です。塩素剤の保管場所も工夫が必要です。
作業担当者が変わることによるばらつきもあります。マニュアルを統一するというのも大切ですね。