2012年7月2日
塩素剤の節約その3 〜水質モニターのある設備では〜
水質モニターがあり、プール水中の遊離残留塩素濃度を測定してその過不足に応じて塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム液)のポンプによる注入を行なっているタイプのものでは、校正のズレに気をつけましょう。DPD測定器で遊離残留塩素濃度を測定して、水質モニターの値を合っているか?合っていなければ「スパン校正」を行ってください。実際の値(DPD)より、水質モニターが低い値を示している場合は、水質モニターは「プール水中遊離残留塩素濃度が)未だ低い、未だ低い!」と判断して、注入する信号を送り続け、その結果塩素剤をたくさん注入することになってしまうからです。
-おわり-