2011年3月28日
毎日、毎週、毎年の塩素管理が大切です!
先週にレジオネラ属菌が検出された場合の対応についてお話をしましたが、今週はレジオネラ属菌など菌の繁殖を阻止するための、毎日・毎週・毎年の適切な塩素管理についてお話します。
お客様に安全に遊泳・入浴していただく為には、とても大切な管理となります。
■毎日
常時、遊離残留塩素濃度を0.4mg/L以上0.8 mg/L以下(三協おすすめ基準)で管理しましょう。
0.4mg/lを目標にしてください。また、温泉水などを使用しているため浴槽pHが高いアルカリ性の浴槽水の場合は一日に一度は遊離残留塩素濃度を1.0mg/l以上に上げるのが良いでしょう。
■毎週
遊離残留塩素濃度を2.0?/L以上にし、1時間ほど循環運転させ、ろ過機や配管内を消毒しましょう。
換水時に行なうのが良いでしょう。また、遊離残留塩素濃度は汚れの程度により10mg/lまで上げてください。例えば、遊離残留塩素濃度を2.0mg/lとして循環を開始したが、10分で検出されなくなった場合などです。
■毎年
1年に1度は、過酸化水素による配管洗浄を行い、ろ過機や配管内の汚れを取り除きましょう。