2008年7月14日
機械室の錆対策
先日某小学校の機械室に伺いました。しかし、ステンレスの配管カバーがサビサビ(錆錆)。制御盤もサビサビ。ちょっとすごいですね。どうも塩素が原因のようです。固形塩素剤と次亜塩素酸ナトリウム液とをお使いでした。塩素剤から揮散した塩素が犯人と目されます。対策として、①固形塩素剤はビニール袋の口をしっかり縛る。液体塩素剤は蓋をしっかり閉める。②シーズン中は換気扇を24時間動かしていただくこと。③シーズンが終わったら、塩素剤を処分して機械室には残さないようにすること。をお願いしてきました。
プールのろ過装置の機械室には、金属配管や電気の制御盤が並んでいます。腐食すると動作不良を起こす危険性もあります。本来は薬品庫は別に設けて機器に塩素の害が及ばないようにするのが良いのですが、そのような余裕のない場合は、せめて換気扇を動かすなどしてサビ発生を防いでください。