2016年3月7日
雨水ろ過水に着色があるのはなぜか?
近年雨水の利用が随分進んできました。屋根、ベランダ、駐車場などに降り注いだ雨水を集めて溜めて、必要に応じて、ろ過するなど処理を行ってトイレの流し水など雑用水に利用します。
雨水に着色があるのは、集水面になにがあるかによります。地上に降り落ちるまでは原則は無色透明の蒸留水といっても良いわけですから色はありません。集水面が屋根であると屋根に溜まった塵埃を洗います。植木鉢が置いてあると、枯葉から茶色い色が沁みだします。雨水ろ過装置は原則濁り除去用ですから色は除去しないということでろ過水に着色が残るということとなります。