2016年2月15日
井戸水のろ過装置は定期点検を!
井戸水を浄化して、飲料水、工程用水などに処理する装置をろ過装置があります。標準的な処理工程は塩素剤を注入して地下水中の鉄、マンガンなどの金属類を酸化した後、専用のろ過材で、ろ過を行い、酸化された金属類や濁りを濾し取り透明な処理水とします。この処理を安定して継続しろ過水を供給するためには、塩素剤の補充、ろ過水中の塩素濃度の調節などの日常管理に加えて定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスでは塩素の注入装置の機能チェック、原水質、処理水質の分析確認、ろ過材の診断、ろ過ポンプを始めとしたろ過装置本体の動作確認などを行います。これ等の管理を怠ると、適切な処理が行われず、処理水が劣化(端的には茶色く濁る)する危険が生じます。