2014年10月6日
測定試薬は決められた量を使用してください。
水質測定をする際に試薬を用いる測定器を使用することがあります。例えばDPD式遊離残留塩素濃度測定器、BTB式pH測定器です。このような場合は試薬は既定量を使用してください。次の様なことがありました。弊社員が機械室で水質コントローラーを調整しており、遊離残留塩素濃度が0.8mg/Lであったところ、施設の方が慌てて来られて「遊離残留塩素濃度が0.4mg/Lを下回っている。急ぎ上げないといけない」よくよく聞いてみると、サンプル水約10mlに対して一回に試薬一包を使用するべきところ、約20mlに対して三分の一包程度しか使用していません。これでは適切な発色が得られません。測定試薬は決められた量を使用してください。