2009年7月27日
大小プールの塩素濃度の調節
小学校などで、大小プールを一つのろ過装置で循環ろ過している場合は、水位のバランスが崩れたり、遊離残留塩素濃度のバランスが崩れる(例:小プールは塩素が検出されるが、大プールは塩素がゼロである)場合があります。原因は大小プールにおけるプール水の収支バランスが崩れることにあります。
対策としての、バルブの調整法は、何れの場合も、次のように行ないます。
?プールからろ過機への吸込側バルブを全開にする。
?ろ過機からプールへの吹出側のバルブで調整する。
例えば、小プールの塩素濃度が高い場合は、小プールへの送水量を少なくして、大プールへの送水量を増やします。