2004年11月30日
11月17日に第6回三協みずすましセミナー「プール管理・水質管理」を開催しました
セミナーでの質問と回答を一部紹介します。
Q:25mプールです。前任者より引き継いだ管理方法(逆洗頻度は1週間に一度、凝集剤も逆洗終了時に一度に投入)でろ過機を管理しているが問題ないか?透明度が不十分と思っている。
A:凝集剤の使用量や頻度、また逆洗回数が不適です。凝集剤は毎朝(硫酸バンドですと1回500グラムを標準として、逆洗は2〜3日に一度行なうのがよいでしょう。朝一番のプール水の透明度は25m先までクリアに見える状態に必ずなります。
Q:頭しらみはプール水中でうつるのか?
A:頭髪と頭髪が直接接触した場合(プール施設では、プールサイドや更衣室でのじゃれあい)や、タオルの共有などで感染することが多く。それに比べて、プール水中での感染は考えにくいとされています。対策としては、タオルの共有等はしないように注意を促す。もちろんプール水中の塩素管理を徹底して、プールにおける病気(プール熱など)の感染が起きないようにします。