2004年7月7日
咽頭結膜熱(プール熱)に注意!!
咽頭結膜熱(プール熱)が過去10年間の中でも最も流行しています。本疾患はアデノウイルスによる感染症で、発熱、咽頭炎、眼症状を主とします。ウイルスを含んだ唾液がプールの水を介して感染したり、プール水中以外でも他人のタオルを使ったり、唾液でも感染します。
プール水での感染は、塩素管理をしっかりしておけば防ぐことができます。プール水中の遊離残留塩素濃度を0.4〜1.0mg/lで保つことで、プール水を適切に消
毒することができます。遊泳者に対しては、プール前後のシャワーや洗眼の徹底。タオル共有の禁止を徹底してください。この点に注意すると、プールでの感染を防ぐことができます。
リンク:厚生労働省/国立感染症週報 IDWR http://idsc.nih.go.jp/douko/index.html
第4回みずすましセミナー テーマ:SIMS・プール浄化設備設計
遊泳用プールは人が遊泳すれば濁ります、たくさん入ればそれだけ濁ります。どれだけ濁るのでしょう?この答えにしっかり答えることのできるのがSIMSです。SIMSはシミュレーションソフトの略です。どのような施設に何時どのように人が遊泳するかを入力してやると、きわめて正確に、いつ何度になるということが予測できます。お客様の要求を満たすプールの設計に極めて有効です。