2004年8月16日
入浴マナー:掛け湯
温泉等に行くと、「掛け湯をしてください」との看板があり、掛け湯専用に水を張った場所があります。入浴前の掛け湯はなぜ必要なのでしょうか?
掛け湯には二つの意味があります。一つ目は体をお湯に慣らすという重要な目的です。浴場に入り、冷たい体のままいきなり熱いお湯の中に入ると、そのショックで血圧が急変したり貧血になったりしてとても危険なのです。二つ目は、温泉水を清潔に保つ為に身体に付いた汚れをお湯に入る前に落とすという目的があります。温泉水を汚さないように、また他のお客様とも気持ちよく入浴を楽しむためにも大切です。
体をお湯にならし、温泉水を清潔に保つために、入浴前は必ず掛け湯で体を流しましょう。