プールや浴場などにおいて、水質管理を行う大きな目的の一つである殺菌力の維持。常に衛生的な要求を満たした上で、快適な水を提供出来なくてはなりません。
三協式水質コントローラー WAM-Cは、遊離残留塩素濃度・pHに加え、ORPをチェックすることによって、より正確に殺菌処理状況を把握し、水質の変化にきめ細かく追従。リアルタイムに薬品注入ポンプを制御し、事故防止はもちろん人に優しい最適な水質を維持します。
測定項目 | 測定範囲 | 測定方式 | |
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遊離残留塩素濃度 | 0.00〜20.00mg/L | ポーラログラフ法 | |
pH | 0〜14pH | ガラス電極法 | |
ORP | 0〜1000mV | 白金電極法 | |
温度 | 0〜50℃ | 白金測温抵抗法 | |
電源 AC100V、200V(50/60Hz) 寸法 253×163×375(W×D×H mm) 重量 2.5kg |
※本記載事項は、改良・改善の為予告なく変更されることがあります。 |
Oxidation-reduction Potential酸化還元電位
物質を酸化しやすい状態にあるか還元しやすい状態にあるかを示す。数値が高いほど酸化しやすい状態。プールや浴槽の水において酸化しやすいとはウイルスや菌への消毒力を測る尺度となる。WHO世界保健機構をはじめ、世界水泳連盟や欧米各国では水が衛生的に保たれているかどうかの指標として水質基準に盛り込まれている。ORPは遊離残留塩素やpHや結合塩素などによって変動するためORP値が正常か否かで、総合的な消毒力を判定することができる。