トリプルセンサーシステム搭載。
WAM-700Pの主な測定機能は遊離残留塩素濃度・pH・ORPの3項目。信頼性の高い高精度トリプルセンサーシステムは、刻一刻と変化する水質をチェックし、正確にディスプレイに表示します。入念にデザインされたサンプル水槽には流量センサーと定流量バルブ、センサー洗浄機能を装備。安定した測定を可能にしました。
ウイルスや菌への消毒力を示すORPを基準とした先進のCEDOX制御。
ORPとは、プール水や浴槽水のウイルスや菌への消毒力を示す値。その特徴は遊離塩素および結合塩素の残留濃度・pHによって変動することです。WAM-700Pに備わる、独自のCEDOX制御は適正なORP値であるかどうかを常に把握し、消毒力を総合評価。測定されたデータに基づいて瞬時に必要な薬品注入量を計算し、塩素剤・pH調整剤の各注入ポンプをコントロールします。ORPを基準としたCEDOX制御で、無駄なく、より効果的な殺菌力を発揮することが期待できます。
水質管理の手間を大幅に低減。
夜間の省エネ運転や循環配管の洗浄消毒も自動運転します。
水質測定の自動化により水質測定の手間が省け、測定試薬の削減に貢献します。また、CEDOX制御に加え、各種の運転制御モード設定が可能。夜間の省エネ運転や循環配管の洗浄消毒も簡単に実行します。薬品使用量の最適化による薬品費や補給水の節減も見逃せません。
日本語表示のカラータッチディスプレイ。
WAM-700Pは7インチカラータッチディスプレイを採用。日本語表示により直観的に操作ができます。測定された水質データは約3ヶ月間自動保存。データはUSBメモリ経由で出力できるので、別途記録計を設置する必要がありません。また、エラーや警報が発生するとサンプル水槽内に設けたLEDライトがお知らせ。トラブルの発生をいち早く察知できます。発生日時、解消記録も自動で保存されるため、トラブルの原因を追究する手助けにもなります。
コンパクト設計だから、即導入できます。
WAM-700Pは小型設計で省スペース。既存の装置に容易に追加できるよう配慮しました。警報出力に加え、自由に設定可能な入出力端子を豊富に装備し、薬品注入ポンプのリレー制御はもちろん、電源送りも用意。様々な機器と連動できます。
ネットワークに対応。遠隔操作が可能です。
スマートフォンやタブレット・PCからインターネットを経由して、水質コントローラーへアクセスできるネットワーク接続システムを搭載。遠隔での水質のチェックや各種設定が可能です。ネットワーク接続されたデバイスには、WAM-700P本体と同様の表示がされますので、どこにいてもまるで機械室で操作しているような感覚で使用できます。