ろ過装置の性能を維持し、正常で良好な運転状態を確保するには、適切なときに、適切なメンテナンスが必要です。三協は、ろ過装置の設計・製造から保守・改修まで一貫して自社で行なう専門メーカー。ろ過装置を知り尽くし、高度な技術をもつエンジニアがメンテナンスを担当します。専門的な総合技術を持つメーカーによる保守・点検・整備は、安全・安心・快適な水を提供します。
三協のろ過装置は高い耐久性を持っています。創業当時のろ過装置が今も現役で活躍中。製造後、30年を経過し、今なお稼働中の装置は珍しくありません。三協式ろ過装置を適切な点検・整備で、末永くご愛用下さい。
水質の維持にはろ過装置の定期的な点検が不可欠です。三協の定期点検は、ろ過装置の専門知識を持ったサービスエンジニアが、機器の状態をチェック。保守点検報告書にて報告します。定期的に機器を点検することで、トラブルや事故を防止し、ろ過装置の状態をベストに保ちます。
屋外プールでのメンテナンスサービスです。使用シーズンに先立ち機器点検・立上げを行い、正常な運転を確認します。シーズン終了後にはろ過装置を点検、次のシーズンに備えます。
サービスセンターには専用のホットラインを設置し、万一の故障時にスピーディに対応。熟練のエンジニアが確実な修理を行います。
ろ過装置は使用にともない、ろ材が劣化していきます。ろ材の劣化は、そのまま水質の悪化へとつながります。三協ろ材診断サービスはろ材のサンプリングテストとあわせ、専用ツールを用いて、ろ材の劣化度を検査。ろ材の能力を的確に診断します。
経年により劣化したろ材・支持層・集水装置を交換しろ過機能を回復させ、水質を良好に保ちます。ろ過タンク内のオーバーホールといえ、同時に再塗装やライニングの追加をする事により、性能の維持を期待できます。
浴場やジャグジーなど温水を使用する循環ろ過設備では、配管内などに生物膜−バイオフィルム−が形成されやすく、レジオネラ属菌の温床となる危険をはらんでいます。レジオネラ属菌の増殖は、肺炎から死者が発生するなど、大きな事故につながりかねません。温水を使用する施設では定期的なバイオフィルム対策が必要です。
三協の浴場消毒殺菌サービスは、このバイオフィルムを徹底除去。レジオネラ属菌の繁殖を抑制します。ろ過装置メーカーならではのノウハウで、配管はもちろん、ろ過装置内も洗浄消毒。同時にオーバーフロー層、水位計・連通管・ジェット配管などまで、すべての配管系統を洗浄します。
洗浄薬品には、強力な効果を持つ過酸化水素水を使用。過酸化水素水は配管内の有機物と反応して発泡、物理的に生物膜を剥離除去します。強い殺菌作用もあり、徹底的にレジオネラ属菌を退治します。さらに、洗浄後は遊離残留塩素濃度を調整。すぐに施設を利用できます。もちろん、洗浄後にはレジオネラ分析を自社内の計量証明事業所で実施。レジオネラ属菌が検出されないことを確認します。また、配管内スコープチェックサービスも行っています。
水質診断管理サービス「チェックUPシリーズ」は、お客様の必要に応じ、水質測定から装置・薬品まで水の管理作業をキメ細くサポートします。
水はそのプール施設の品質を決める大きな要素のひとつです。衛生的なのはもちろん、快適でなくてはなりません。チェックUPは、法令で定められたプール水質分析値をさらに活用する水質診断サービス。自社内の環境計量証明事業所で行う水質分析報告に加え、チェックUP独自の水質診断書で、測定値だけではわかりにくかった水質分析を「役に立つデータ」として、提供します。
プール水質総合管理サービス“チェックUP M”は文部科学省「水泳プールの管理」基準に対応したサービスです。ろ過装置の点検・水質分析はもちろん、ろ過装置の取り扱いやプール水のトラブル、水質改善、薬品に対するアドバイスなど、装置から水質・薬品までプール水の管理作業をトータルにサポートします。