美しい水を求めて。この企業コンセプトの元に、プールろ過機の専門メーカーとして活躍する三協。今回、三協では新たに有機物除去装置“BF-1"フィルターを開発しました。
これまでプール水の溶解性有機物(人間のアカ、鼻汁、タンなど)の除去は、補給水を増やすことで、残存有機物量の目安となる過マンガン酸カリウム消費量を低下させる方法がとられてきました。
“BF-1"フィルターは、物理・科学・バイオの総合作用で有機物を分解し、尚かつ低コストで優れた効果を発揮します。
物理・科学・バイオの総合作用で、有機物を分解。有機物除去に抜群の効果を発揮します。実験データでは過マンガン酸カリウム消費量を8㎎/ℓ(当初)から2㎎/ℓ(導入後)に減少させました。
三協の有機物除去装置は操作が簡単です。初期設定後、スイッチを入れるだけで運転を開始。自動運転を続けます。また、処理筒はFRP製、ポンプはSVS製、配管はHI管を使用。錆びに強く、高い耐久性を誇ります。
有機物除去装置の設置で過マンガン酸カリウム消費量を低下させるための水の補給を削減できます。補給水の減少とともに昇温の回数も減り、省資源・省エネルギーに役立ちます。
オゾンや紫外線殺菌法に比べ導入の際のイニシャルコストが低コストで済みます。しかも電気代など、運用の際のランニングコストも非常に安価です。
“BF−1”フィルターは、現在使用されているろ過設備に手軽に増設することができます。また、オゾン酸化や紫外線照射の殺菌装置と比べ、小型・省スペース化を実現。場所を選びません。
対象プール水量 | 500㎥以下に1基 | |
接続配管 | 40A TSソケット | |
消費電力 | 0.4kw (3相3線200V) | |
本体重量 | 260㎏ | |
外形寸法 | 720W×1000D×1500H㎜ |
※性能維持のため9000時間運転ごとに当社のメインテナンスをお薦めいたします。
※仕様及び外観は改良のため予告なく変更されることがありますので、ご了承ください。